2026/08/28 08:59
川島雄三(1918–1963)は、昭和の映画黄金期に活躍した天才監督です。小津安二郎ら古典の巨匠と、弟子である今村昌平らの新世代を繋ぐ架け橋となりました。難病を患いながら45歳で急逝するまでに51本を監督。世間の常識や人間のエゴを冷徹かつモダンに笑い飛ばす独自の「重喜劇」を確立しました。代表作に『洲崎パラダイス 赤信号』や、邦画史上の傑作とされる『幕末太陽傳』、団地を舞台にした『しとやかな獣』などがあります。井伏鱒二の訳詩から取った「サヨナラだけが人生だ」を座右の銘とし、ニヒリズムと情熱が同居したその作風は今も高く評価されています。

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